【バンドパロ小話集】
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【バンドパロ小話集】 【注意点】 ・3Zイメージ゙のパラレル設定/一話読み切り形式、全7話にて完結 ・インディ時代の対バン小話(土方目線)⇒バンド結成秘話/side土方⇒side神威⇒side山崎⇒side近藤⇒side阿伏兎⇒side沖田、の流れで展開。 ・年齢設定/沖田・山崎・神威は同学年、土方は一学年上、近藤・阿伏兎はその更に一学年上(阿伏兎ちょっとわからない。もしかしたら神威と同学年のつもりで書いてたかも…) ・各話のタイトル、某バンドの曲タイから全てもらってます。ファンの方、すみません! そんな感じです。誤字脱字誤変換含め、なんでもOKてな方のみご賞味ください。 《参考データ》 ・本文データは「pdf」 ・ページ数:59ページ ・掲載時期:blog/2015年1月から2月にかけて)
【バンドパロ小話集】
【ずっと2人で…】 最近、俺にはムカついて仕方ないことがある。 総悟の機嫌が良すぎることだ。 【ここではない、どこかへ】(土方) 一人には慣れていると思っていた。 母子家庭に育った一人息子、頑張る母親の背中を見て育った自覚があるから、親に迷惑をかけるようなことは心底嫌いだった。 【サバイバル】(神威) 何気に遊びに行くことにしてみた妹の通う銀魂高校。 妹と言っても俺と神楽は早生まれと遅生まれで学年は同じだったりするんだけど(俺が4月で神楽が3月生まれ)。 そしてこの学校を訪れようと思った理由はもう一つあった。 【グロリアス】(山崎) 俺がベースという楽器と出会ったのは、中学一年の時だった。 【GLOBAL COMMUNICATION】(近藤) その少年の目はいつも冷めていた。 茶金のサラサラストレートヘアは、彼の頭をふわりと優しく包み込んでいた。 【BEAUTIFUL DREAMER】(阿伏兎) 生まれつきガタイが良かったから、それだけが理由で小学一年から中学三年になるまでガキ大将、ないし番長などという肩書が外されたことなかった俺の前に、ソイツはいきなり現れた。 【BE WITH YOU】(沖田) 自分の見た目が嫌いだった。人とは違う大きな赤い瞳も、人より明るい鳶色をした髪の色も。 けれどもそんな色合いや風貌は六つ上の姉にかかると、これ以上ないくらい綺麗で愛らしく、守りたくなる存在として主張を放つのだから不思議だった。