【嘘と本当の狭間】
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blogでリク承った際の小話を上げて置こうと思い立ちました。 リクくださったHさん、無許可で転用、申し訳ありません。 ちなみにHさんからのリク内容は以下でした。 『幕府のお偉いさん系モブ沖をお願いできますでしょうか。飄々と振舞っていても内心死にたくなるほど嫌だと思っている可哀想な沖田で』 官僚モブ沖って、人気ありますよね。でもしょせんririの書くものとしてはこれくらいが限界でした。 なお、この作品はHさんに捧げておりますので、転写、転用、お持ち帰りなどないようお願い申し上げますm(__)m(言わずもがなのルールなので、ご理解・ご認識いただけているかとはおもいますが一応) 《参考データ》 ・本文データは「pdf」 ・原稿用紙:AA文字÷400=AA枚 ・スマホ版:25文字×25行換算=14頁 ・掲載時期:0150807、0808
blogでリク承った際の小話を上げて置こうと思い立ちました。
リクくださったHさん、無許可で転用、申し訳ありません。
ちなみにHさんからのリク内容は以下でした。
『幕府のお偉いさん系モブ沖をお願いできますでしょうか。飄々と振舞っていても内心死にたくなるほど嫌だと思っている可哀想な沖田で』
官僚モブ沖って、人気ありますよね。でもしょせんririの書くものとしてはこれくらいが限界でした。
なお、この作品はHさんに捧げておりますので、転写、転用、お持ち帰りなどないようお願い申し上げますm(__)m(言わずもがなのルールなので、ご理解・ご認識いただけているかとはおもいますが一応)
《参考データ》
・本文データは「pdf」
・原稿用紙:AA文字÷400=AA枚
・スマホ版:25文字×25行換算=14頁
・掲載時期:0150807、0808
【嘘と本当の狭間】
≪前編≫ それはあまりに唐突な依頼だった。 これまでだって沖田くんからの依頼なんてろくでもないことだらけだったけれど、今日の依頼はその中でも群を抜いていたと言っていいだろう。なぜなら。 「あー……のさ、沖田くん。悪いけどもう一回言ってもらってもいいかな? もしかして銀さん、聞き間違えてるかもしれないから」 ≪後編≫ こんなことは大したことじゃないといつも自分に言い聞かせていた。 だってそうだろう。俺は男で、同じ男に裸を見られたところでそれがなんだと言うのだ。そんなこといちいち気にしてたら屯所の大風呂はどうなる。夏の暑い日には屯所の庭でシャツがびしょ濡れになるほど水を掛け合っては土方に怒鳴られるのが風物詩と化していた。